No.00004 夢叶う青いバラとアクアマリン

アクアマリンとゴールドの彫金が見事な青いバラのバーブローチ


アクアマリン ブローチ アンティークジュエリー
アクアマリン ブローチ アンティークジュエリー

このバラのブローチのような素晴らしい金細工を見ていると、1905年以降に登場する、ジュエリーの革命的新素材によるプラチナ・ジュエリーが何だか味気ない物に感じてきます。

まあ、プラチナはダイヤモンド・ジュエリーにはピッタリなんですけどね。カラーストーンのジュエリーにはゴールドが似合うので、プラチナ・ジュエリーでもカラーストーンを使っている部分はゴールドのフレームにしているのです。
それに、金のような細工しやすい性質の材質でなければ、このような見事な彫金は絶対に不可能ですからね!!
それが20世紀に入ると「細工よりも高価な宝石の魅力を活かすだけで良い」という、現代ジュエリーに近い思想のジュエリーが主流になるので、残念ながらこのバラの彫金のような魅力的な金細工が姿を消していってしまうのです。

だからこのバラの彫金のブローチのような作品は、19世紀のアンティークジュエリーならではの魅力を備えたジュエリーであり、現代では世界のどんなジュエリー・メーカーでも絶対に作ることの出来ない貴重な芸術作品なのです!!


アクアマリン ブローチ アンティークジュエリー

現代の色石とアンティークの色石の違い!!

今の宝石は、ほとんどが天然のままの石ではないことをご存じですか?
そしてアンティークジュエリーに使われている宝石は非加熱が当たり前なのを・・
アンティークジュエリーに使われている色石はすべて天然のままの貴重な石なのです!!

アクアマリン ブローチ アンティークジュエリー

黄金の花びらつ1つ1つが表情豊かですし、数本の茎を金線で束ねてある様子や、1本1本の茎のリアリティーを感じさせる非常に繊細な彫金は見事というしかありません!!

アクアマリン ブローチ アンティークジュエリー アクアマリン ブローチ アンティークジュエリー
←↑実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小比が分かります
『夢叶う青いバラとアクアマリン』
アクアマリン ゴールド ブローチ

ヨーロッパ 1880年頃
アクアマリン、オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド、ローズカット・ダイヤモンド、18ctゴールド
重量 23g
9,5cm×1,8cm
SOLD

約4キャラットの濃くて美しい色のアクアマリンは最上質の石です。アクアマリンは1970年代から加熱処理されていますが、このブローチは1880年代ぐらいに作られた物なので、当然非加熱の極めて希少価値の高いアクアマリンなのです!♪

そしてアクアマリンもさることながら、僕が41年間この仕事をしていても初めて見る、立体的な素晴らしい彫金のバラはこのアクアマリンが如何に価値ある美しい宝石かの証しなのです。このバラの彫金は本当に見事です。花や葉1枚1枚の活き活きとした表情は、金属で作ったなんてとても信じられません。
さらに23gもの重さがあることからしても、如何に贅沢な作りかが解ろうというものです。裏にまで彫金を施し、細部まで気を遣った素晴らしい作りに惚れ惚れするばかりです。

センス溢れる素晴らしいデザイン♪
最高に美しいアクアマリン♪
文句の付けようが無い逸品中の逸品です!!♪

アクアマリン ブローチ アンティークジュエリー
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裏に至るまで葉や花びら1枚1枚に繊細な彫金を施してあるのは、正に逸品の証しです!!