No.00016 華奢×強靱

天然真珠 ブレスレット アンティークジュエリー プラチナ
天然真珠 ブレスレット アンティークジュエリー

『華奢×強靱』
天然真珠 ブレスレット
イギリス? 1910年〜1920年頃
天然真珠、プラチナ
18cm×1cm
重量 10,6g
SOLD

久しぶりの極小天然真珠のブレスレットです!!♪

極小天然真珠とプラチナを使ったこのタイプのジュエリーは、当時の時代背景をよく表しています。時代は丁度プラチナの加工技術が発達し、ジュエリーの市場にも現れ始めた頃。且つ、天然真珠がすべての宝石の中でも最も人気があって高価だった時代です!

この時代はまだ養殖真珠の本格的な輸出が始まっていなかったので、天然真珠の価格はダイヤモンドよりも高価だったと言われています!!そのことは、例えばこのブレスレットに使われている天然真珠が極小であり、しかも歪であるにも関わらず、200個近くの真珠1つ1つに穴を空け、絹糸ではなく当時非常に高価だったプラチナ線を通してつなぐ留め方にも現れています!!

繊細な雰囲気を好む日本人女性には、このタイプの天然真珠はとても人気があって、いつもメルマガでご紹介するとすぐに仮予約になってしまいます。一見デリケートなジュエリーに見えるにも関わらず、真珠をつないでいるのが絹糸ではなくプラチナ線なので、安心感もあるからだと思います!!!♪

ネックレスよりも、ぶつけたりひっかけたりして負荷がかかり易いブレスレットの場合、糸だと三年に一回ぐらいは糸替の必要がありますし、糸が切れた時にバラバラになって無くしてしまう心配がありますからね。
当時非常に高価で貴重だった天然真珠でブレスレットを作る場合、もし絹糸を使うならば真珠1つ1つをオールノットにしないと怖くて使えない筈です。しかしそんなことをしたら、糸替する度に大変な手間が掛かり、費用も相当高額になってしまいます。だから、当時はとても高価だった素材にも関わらずプラチナ線を使わざるを得なかったのです!!

←↑実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
天然真珠 ブレスレット アンティークジュエリー
天然真珠 ブレスレット アンティークジュエリー

同じ色系統の銀を使う選択肢はなかったのかと言うと、素材の性質的にダメだったのです。酸化して黒くなりやすい銀線では、貴重な天然真珠が綺麗に見えません。また、銀では耐久力がありません。プラチナでなければ、このタイプのブレスレットは作ることが出来なかったのです!!

故にこのブレスレットは、以下の条件が重なった時代だったからこそ、特定の期間だけ作られたとても貴重なジュエリーと言えるのです。
1. プラチナの精錬技術の発達でコストが多少なりとも下がったのと、プラチナの加工技術が普及したこと
2. 天然真珠が最も価値を評価され人気があった時代なので、制作の手間をかけられたこと

こういうタイプのジュエリーは、ご要望が多いのでいつも探しているのですが、最近では三年に一つぐらいしか仕入れられなくなってしまっているのです!!!
最近の欧米では、中国産の低品質な養殖真珠が出回ったせいもあり、ようやく天然真珠と養殖真珠の違いが分かる人たちが増えてきたようで、天然真珠のアンティークジュエリーの価格が上昇して来ています!!今のところはまだ、一般受けする珠の大きな天然真珠のジュエリー以外はそれほど顕著な値上がりはありませんが、ロンドンではインド人の真珠業者が買い漁り始めているようなので、僕は心配しています。

だから、僕はこのようなデリケートな美しい天然真珠のブレスレットを今の内に購入されることをお勧めしたいのです!!!♪


《参考》天然真珠と養殖真珠の違い

左は1894年の英国王エドワード7世の王妃アレクサンドラです。

アレクサンドラは、首に瘰癧(るいれき=頸部リンパ節結核)手術による傷跡があったので、傷跡が隠れるように五連に巻き付けているのです。

この時代のヨーロッパの王妃の肖像画は、このような天然真珠のソートワールやティアラを付けているものが圧倒的に多いです。これは当時、天然真珠の人気がいかに高かったかの証しなのです!!

この頃から1920年頃までのドレスは、従来のウエストを極端に細くした豪奢なシルエットではなく、サテンを使った軽やかな印象のドレスが好まれました。生地の技術も進化して、軽い絹のサテン地ドレスが登場したわけですが、そういう軽やかなでエレガントな雰囲気のドレスに合わせて、このような天然真珠のソートワールが流行したのです。

因みに天然真珠が最も人気があった20世紀初頭、大珠で最高級の天然真珠を使った長いネックレスは、人類最初の印刷物であるグーテンベルグの聖書と同じ価格でオークションで落札されています(現在の貨幣価値換算で約10億円)。

天然真珠 ブレスレット アンティークジュエリー
極小天然真珠を編んだこのタイプのネックレスはプラチナ線、絹糸の両方がありますが、ブレスレットではプラチナ線しか見たことがありません。ネックレスに比べてブレスレットは糸が切れやすくて危険だからですが、当時非常に高価だったプラチナを使ってのこの手間のかけ方は圧巻です!!クラスプも透かしの美しいデザインですね♪
天然真珠 ブレスレット アンティークジュエリー
糸が切れることや糸替えの心配をせずに安心して使える、デリケートで美しい天然真珠のブレスレットは、1910年頃〜1920年代前半頃の短い期間にしか作られていないので、数が少ない大変貴重な天然真珠のブレスレットなのです!!!♪
現代の女性のブレスレットの平均サイズは16〜18cmです。

このブレスレットは18cmなので、大体の方にちょうど良いと思います。サイズを大きくすることはできませんが、別途費用で小さくすることは可能です。

こういう繊細なブレスレットは、腕が女性らしく華奢に見せてくれますね♪

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