No.00089 幸せのパンジー

パンジー エナメル ブローチ アンティークジュエリー

春をイメージする鮮やかな色彩のパンジーの、西洋における花言葉は『想い出』。特に紫色のパンジーは『あなたのことで頭がいっぱい』。
三つ葉のクローバーは『幸せ』『愛』『希望』。愛と幸せに満ちたブローチです♪♪

 

『幸せのパンジー』
パンジー エナメル ブローチ

アメリカ 1900年頃
オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド、シードパール(天然真珠)、14ctゴールド
2,5cm×2,5cm
重量 5,6g
SOLD

鮮やかな紫色のパンジーと、4本のクローバーを組み合わせた、春らしい雰囲気のブローチです♪♪
控えめながら女性らしい雰囲気のシードパールのクローバーと、小さくても輝きが美しいダイヤモンドをセットされたエナメルパンジーの組み合わせが、センスの良さを感じさせてくれますね♪

←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小比が分かります

 

パンジー エナメル ブローチ

小さいながらもしっかり曲率を付けた花びらで表現されたパンジーは、とても立体的で生き生きとしています♪♪

パンジー エナメル ブローチ パンジー エナメル ブローチ

クローバーも1つ1つ葉を内側に反らせた作りで、とても立体的です。 茎はクローバーがサークル内側から出てきたように見えるよう、奥側に角度を付けた配置になっています。シードパールの留め方を含め、全体の作り方も丁寧で、職人の手作業が伝わって来るアンティークジュエリーらしい良い作りです!♪

パンジーは、外周の四本のクローバーより少し高い位置にセットされているので、全体的にバランスが良い立体感を感じます!♪
裏 裏
パンジーは裏側にもエナメルが施されており、裏の作りも綺麗です。コンディションも良いです♪

街やお庭、公園などでも良く見かけるパンジーは、日本でもなじみ深い花ですが、元々はヨーロッパに分布する数種のスミレ類を掛け合わせて人工的に品種改良で作られました。
発端は19世紀初期、イギリスの園芸家トンプソンによる改良です。その後次々に改良が進み、1830年代には数百種にのぼる品種が作られました。さらにヴィクトリア時代に低コストの鉄とガラスが作られるようになり、鉄とガラスの温室が普及したことで、品種改良されたパンジーが人気を呼び、イギリスの寒く陰鬱な冬に人気があったのです♪
19世紀末にはヨーロッパ各地で改良されるようになり、20世紀に入るとアメリカやスイスでも人気が出てさらに改良されていきます。今では長い季節楽しむことができます。

2重サークルの中からパッとパンジーが咲き、クローバーが飛び出してきたかのようなブローチ♪鮮やかな美しい花を愛でる心は、昔から世界共通ですね♪