No.00088 フレンチ・エレガンス

ゴールド スーパー ロングチェーン アンティークジュエリー 実物大
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ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小比が分かります

『フレンチ・エレガンス』
ゴールド スーパー ロングチェーン

フランス 1890年頃
18ctゴールド(イーグルヘッドの刻印)
長さ 152cm
重量 46,6g
SOLD

 フランスのゴールド・ロングチェーンはエレガントなデザインが魅力ですが、このチェーンはデザインだけでなく作りまで抜群なのが魅力です♪

全てのパーツがとても丁寧な良い作りです。1つ作るだけでも大変なのに、それを約200個も根気よく作り、さらに完璧な状態にするためにヤスリをかけて仕上げた上で、それを丹念に蝋付けするのは現代では考えられないほどの時間が掛かるのです!!!

現代のただ重いだけで使い心地の悪い、悪趣味なデザインのチェーン(もちろん全てマシンメイドの量産品)でさえ軽く100万円以上する物があるのですから、如何にこのロングチェーンが安いかが解って頂けると思います。現代ジュエリーはその価値に対して値段を乗せすぎです。 そんな物と比較すれば、この素晴らしいロングチェーンは数百万円の価格で良いぐらいなんです!
仕上げが完璧なので、実際に手に取ってその手触りの良さ、素晴らしさを実感して頂きたいです!♪

ゴールド スーパー ロングチェーン 部分拡大 部分拡大

拡大画像をご覧になれば、作りの丁寧さと完璧で美しい仕上げがよ〜くお解り頂けると思います!!!♪

フランスのこの時代のゴールド・ロングチェーンは、細長い金の板の表裏にミルを打ち、それをを曲げて蝋付けしてパーツを使っています。板の曲げ方によって様々なデザインを表現するのですが、このチェーンのパーツは特に透かしが凝っていて美しいのが特徴です!!♪

このパーツの外周部の縁をよく見てみると、こんなに狭い縁なのに綺麗に溝が彫ってあるのです!!しかもそれを表裏両面にやっているのですから、呆れるほどの時間を掛けた、素晴らしい細工なのです!!!内側のパーツのミルも、両面に打たれています。これは実際に見た時の美しい輝きにも影響する大事なポイントでもあるのです!

約200個のパーツ全てを一つ一つ丹念にヤスリで磨いて綺麗に仕上げるのがどんなに大変なことかは、皆さんには想像しにくいことだと思います。僕が実家の伝統工芸家具(米沢箪笥)の制作に携わっていた時に金具職人から聞いた話ですが、『繊細な透かしの金具は、タガネで切った後の仕上げ(磨きの作業)が一番大変で手間の掛かる仕事なんです。』と言っていたのを思い出します。

ゴールド ロングチェーン 全体 パーツ拡大

メインの一番凝ったパーツだけでなく、小さいパーツ1つ1つまでも丁寧な作りです。細長い楕円形のパーツにも、わざわざ溝が彫ってあります!!

これらのパーツを全て連結して長さ152cmです。もしかすると今までで一番長いかも知れないスーパー・ロングチェーンです。

ディスプレーしてある小物も良い物ばっかりでしょう(笑) 使わない時はご自宅でセンス良く飾って頂いても楽しそうですね♪♪

パーツ拡大 引輪がオリジナルかどうかは重要なポイントです!!

現代の量産の物に後で替えられている物も多いのですが、アンティークの手作りの物に比べて耐久力や使い心地がまるで違いますから・・。
これはもちろんオリジナルの手作りの引輪が付いています!
パーツ拡大 いくつか刻印があります。
フランスの鷲の刻印 ホールマーク

金属が摩耗しやすい連結部なので磨り減っていますが、フランスの18金で証であるイーグルヘッドのマークが付いています。

いくつかホールマークがありますが、詳細は不明です。工房のマークの可能性があります。その他、ヨーロッパは国によってオークション会社が出品する品物に刻印することもあるため、その可能性もあります。刻印を押すようなオークション会社は一定レベル以上の品物でなければ扱わないため、古いもの、良いものの証でもあります。

これだけの長いロングチェーンなので、一連、二連、三連と、いろいろな使い方が出来るのが魅力です!!♪

それに、何と言っても頭から被るだけで楽に着けられるのも魅力ですね!♪

引輪に何かを下げることもできます♪

腕に何重にも巻き付けて、ゴージャスなブレスレットとして使うのもオシャレじゃないかな♪

こういうロングチェーンは使い方次第でいくらでも違う楽しみ方ができるので、いろいろなオシャレを楽しみたい方にとっては最高のアイテムですね♪