No.00069 ランパント |
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1円玉より一回り小さなインタリオです!♪ | ||||
『ランパント』 |
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古の時代からライオンは王者のシンボルで、権力者から好まれてきました。左のゴールドのインタリオ・リングは、僕が以前販売した古代ギリシャ紀元前6世紀(アルカイック時代)のミュージアムピースと言える貴重な指輪です。この指輪のモチーフもライオンです。22〜24Kで作られたこの指輪は、古代ギリシャのポリスの王クラスの人物の指輪だった可能性が高いのです! | ||||
【王者の指輪】 アルカイック・ゴールドリング 古代ギリシャ 紀元前6世紀(アルカイック時代) |
ランパントがデザインされたイギリスのサザーランド公爵の紋章 "Coat of arms of the Duke of Sutherland (Egerton family)" ©Saltspan(2017年2月11日)/Adapted/CC BY-SA 4.0 | ||
西洋の紋章では動物モチーフが多く用いられ、動物の姿勢によっても分類があります。このインタリオのライオンのように、左後足で立ち上がり、右後足を前に出し、前足は前方および上方に突き出す姿勢はランパントと言います。立ち上がる威風堂々たるライオンの姿は、スコットランド王、ベルギー王、ノルウェー王、フィンランド王などの多くの紋章に見られます。 |
男性だと小指、女性だと人差し指や薬指で楽しめる大きさです。通常はオレンジ色の石に、何となくライオンのインタリオが見えるだけなのですが、光の角度によっては左の画像のようにはっきりとライオンが見えます。 ネックレスやブローチなどと違い、指輪は自分でも手元を見て楽しめるのが良いですね。シンボルとしてのライオンには太陽、黄金、勝利、高貴さ、純潔、力などの意味もあります。手元を見るたびにモットーを再認識させてくれるような、持ち主にとって力強いパートナーになってくれることでしょう♪ |