No.00069 ランパント

イギリス貴族のランパントの紋章のジョージアン・シグネットリング

ジョージアン インタリオ リング ライオン
ライオン インタリオ ライオン インタリオ
←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小比が分かります
1円玉より一回り小さなインタリオです!♪
粘土に押した画像

『ランパント』
ジョージアン インタリオ リング

イギリス 19世紀初期
コーネリアン、18ctゴールド
インタリオの大きさ 1,1cm×0,7cm
指輪のサイズ 10弱(変更可能)
重量 4,2g
SOLD

小さな石に、迫力満点の百獣の王を彫った魅力溢れるインタリオ・リングです!!♪

これだけ小さな石に対して、これだけ見事な彫りが施されたインタリオはとても珍しいです。半透明の美しいコーネリアンなので、裏から光を当てて見ていると幻想的な美を感じます!!♪

ライオンは百獣の王だけに、ヨーロッパの王家の紋章などにも多く使われる、人気絶大のモチーフです!♪
現代でも人気絶大のモチーフなので、ライオンのインタリオ・リングを欲しい方は沢山いらっしゃるのですが、一度手にした方は滅多なことでは手放さないため、仕入れるのが難しく滅多に入ってこないのです!!

この指輪はサイズが10弱と小さいので、貴族の男性が小指にはめていたのだと思います。
シャンクの作りが珍しいタイプですが、可なり愛用されていたようで、結構摩耗しています。この愛用の痕跡も、約200年前に作られた証しなのです!

ジョージアン インタリオ リング ライオン
ジョージアン インタリオ リング ライオン
アルカイック・ゴールドリング 古の時代からライオンは王者のシンボルで、権力者から好まれてきました。左のゴールドのインタリオ・リングは、僕が以前販売した古代ギリシャ紀元前6世紀(アルカイック時代)のミュージアムピースと言える貴重な指輪です。この指輪のモチーフもライオンです。22〜24Kで作られたこの指輪は、古代ギリシャのポリスの王クラスの人物の指輪だった可能性が高いのです!
【王者の指輪】
アルカイック・ゴールドリング
古代ギリシャ 紀元前6世紀(アルカイック時代)
ジョージアン インタリオ リング ライオン ジョージアン インタリオ リング ライオン
ジョージアン インタリオ リング ライオン ジョージアン インタリオ リング ライオン

 

ライオン インタリオ 粘土に押した画像 ランパントがデザインされたイギリスのサザーランド公爵の紋章 "Coat of arms of the Duke of Sutherland (Egerton family)" ©Saltspan(2017年2月11日)/Adapted/CC BY-SA 4.0

西洋の紋章では動物モチーフが多く用いられ、動物の姿勢によっても分類があります。このインタリオのライオンのように、左後足で立ち上がり、右後足を前に出し、前足は前方および上方に突き出す姿勢はランパントと言います。立ち上がる威風堂々たるライオンの姿は、スコットランド王、ベルギー王、ノルウェー王、フィンランド王などの多くの紋章に見られます。

 

男性だと小指、女性だと人差し指や薬指で楽しめる大きさです。通常はオレンジ色の石に、何となくライオンのインタリオが見えるだけなのですが、光の角度によっては左の画像のようにはっきりとライオンが見えます。

ネックレスやブローチなどと違い、指輪は自分でも手元を見て楽しめるのが良いですね。シンボルとしてのライオンには太陽、黄金、勝利、高貴さ、純潔、力などの意味もあります。手元を見るたびにモットーを再認識させてくれるような、持ち主にとって力強いパートナーになってくれることでしょう♪