No.00064 バラ窓のマリア

バラ窓のマリアのプリカジュール・エナメルのフランス・アンティークのメダイ

ノートルダム大聖堂のバラ窓をペンダントにしたような実に美しいプリカジュール・エナメルのメダイ!!♪

 

 

プリカジュール・エナメル メダイ アンティークジュエリー
↑裏からライトを当てた画像

プリカジュール・エナメル メダイ アンティークジュエリー

『バラ窓のマリア』
VIRGO作 プリカジュール・エナメル メダイ ペンダント

フランス 1890年〜1900年頃
プリカジュール・エナメル 、シードパール(天然真珠)、18ctゴールド、ローズカット・ダイヤモンド
2,7cm×2,1cm(本体のみ)
重量 4,1g
SOLD

メダイ自体が久しぶりですが、これほど繊細で多彩なプリカジュール・エナメルのメダイは滅多にある物ではありません!
今まで見た中で、最も美しいプリカジュール・エナメルのメダイだと感じます!!♪

実物大
←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小比が分かります

プリカジュール・エナメルは、教会の美しいステンドグラスのイメージをジュエリーで表現しようとして編み出された技法です。裏側に薄銅板を当ててエナメルを施し、その後で銅板だけを酸で溶かすかはぎ取って、光が透過できるようにしています。エナメルの色ごとに焼成温度を変える必要がありますが、熱膨張率の違いで途中で割れてダメになってしまうこともあります。普通のエナメルよりも格段に高度な技術と手間が掛かるため、プリカジュール・エナメルでこれほど多彩な色彩の物は非常に珍しいのです!!♪

プリカジュール・エナメルは、裏から光を当てるとステンドグラスのように美しいエナメルなので、アーティスティックなデザインのアールヌーボーのジュエリーに好んで使われました。メダイには正にピッタリのエナメルですね♪

裏から光を当てた時の美しさは、バラ窓に勝るとも劣らないのです!!♪実物は画像よりずっとずっと美しいです!!

プリカジュール・エナメルに付いては《知られざるアンティークジュエリーの魅力》の『エナメルの技法』をご覧ください。

 

プリカジュール・エナメル メダイ アンティークジュエリー

僕が今まで扱ったプリカジュール・エナメルのメダイで、これだけ細かな仕切りで、かつ多彩な色彩のプリカジュール・エナメルは初めてです。この仕切りは、金の板を糸鋸で挽いて、ヤスリで丹念に仕上げる作業で作られています。この作業が如何に高度な技術が必要なのかと、大変な手間が掛かる作業だからです!!

フレームの縁に直径1mm以下の天然真珠に穴を開けて金線を通して留めてあるのにも驚かされます!!強い光を当てると天然真珠が透き通って、中に金線を通して繋いであることが解ります。

こんなに小さな真珠に穴を開けること自体、凄い技術です!!(普通にやったら絶対に割れてしまいます!)

真珠のフレーム頭頂部に極小のローズカットダイヤモンドを留めてあるのも、良い物を作ろうとした証しなのです!
実物大
アンティークチェーン
←↑実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小比が分かります

作りが良いアンティークのゴールドチェーンもご希望される場合は、別売でお付け致します。いくつかご用意がございますので、ご希望の方には価格等をお知らせ致します(チェーンのみの販売はしておりません)。

高級シルクコードをご希望の方にはサービスでお付け致します。