No.00124 贅沢な小銭入れ

ゴールド コインパース アンティーク ゴールド コインパース アンティーク
←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小比が分かります

『贅沢な小銭入れ』
ゴールド コインパース

アメリカ? 1900年頃
9Kゴールド
重量9,6g
5cm×3cm
SOLD
(ゴールドチェーンは別売)

シルバーのコインパースは過去44年間で何点かご紹介してきましたが、今回は初めてのゴールドです♪独特の味わいが魅力のシルバーとは異なる、ゴールドと言う素材が放つ贅沢な雰囲気が良いですね。使って優雅な気分になれる、贅沢な小物です。
しかも今までで一番小さいサイズなので、コイン以外の何かを入れて、メッシュの透け感を楽しめるペンダントとして使えるのも魅力です♪

 

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こういうコインパースを作るには、無数のメッシュの輪のパーツを作り、それらを1つ1つ蝋付けして連結していくという、非常に忍耐力と手間を要する作業が必要です。デザインを彫金したりする所謂"クリエイティブな作業"とは違う大変さがあります。クリエイティブな作業が好きなタイプの職人に見せたら、こういう作業は絶対やりたくないそうです(笑)

ハンドメイドチェーンもそうですが、こういうルーチンワークで作り上げていく物は、いかに精密に作るかが職人の腕の見せ所です。出来が良いものほど、まるで機械で作ったように見えるのです。得意な作業、不得意な作業は人それぞれですが、このコインパースの作業を想像すると関心してしまいます。こういうコインパースの場合、お金と時間さえかけられれば技術的には類似のものは現代でも不可能ではないと思います。でも、繰り返しの使用に耐え、100年以上経っても気持ちの良い開閉ができるのは、当時の高い技術で丁寧に作られたからなのです。現代でも才能ある職人はいるのではないかと仰る方はいそうですが、そもそも職人としてこなす数が重要なのです。腕が良く才能ある現代の職人ほど、才能があって環境にも恵まれていた昔の職人には絶対叶わないと言っています。余計な雑用に追われず、数をこなし、切磋琢磨してものづくりができた時代とは違うのです。そんな時代より良いものが作れるなんて思い込みは、無知と見る目の無さによる奢りでしかないのです。

そもそも現代に同じようにハンドメイドしたら、人件費だけで大変なことになってしまいます。そんな大金を出せる人もいませんし、いたとしても超少数なので職人も数がこなせず技術が磨けません。そういうことも全て含めて、こういうコインパースもアンティークでしか見られないものと言えるのです。

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小さめですが、100円玉までの大きさなら数枚入ります。500円玉は入りません。上右の画像は5円玉1枚を入れたものです。もっと大ぶりで透け感が無くても成金ゴージャスな感じで使って面白そうですが、このコインパースは小ぶりで透け感があるので、ゴールドでも嫌みな印象がなく上品です。
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ロングのゴールドチェーンに下げても使いやすいと思います。こちらのシンプルなチェーンは単品でもご購入頂けます。

No.00125
9ct ロング・ゴールドチェーン
イギリス 19世紀後期
重量 10.8g
スイベル式金具を除いた長さ 145cm
SOLD

 

ゴールド コインパース アンティーク
短めのゴールドチェーンで、ペンダントのように付けていただくことも可能なサイズです。撮影に使っているような、作りが良いアンティークのゴールドチェーンをご希望の方には別売でお付け致します。いくつかご用意がございますので、ご希望の方には価格等をお知らせ致します(チェーンのみの販売はしておりません)。現代の18ctゴールドチェーンをご希望の方には実費でお付け致します。高級シルクコードをご希望の方にはサービスでお付け致します。

 

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