No.00158 煌めきの青 |
メインストーンの濃く美しいブルーのサファイア♪ 脇石とは思えない強い煌めきを放つ最上質なダイヤモンド♪ 作りとコンディションまで全て揃った、最高に美しいサファイアリングです!♪ |
|
『煌めきの青』 サファイア リング イギリス 1880〜1900年頃 サファイア、オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド、18ctゴールド ベゼル(石の部分)直径 1cm サイズ 13号(変更可能) 重量 3,3g SOLD 最も人気があるアイテムでありながら、コンディションが良い状態で残っている物は非常に稀なアンティークのリングですが、驚くほど全てが揃ったリングを買い付けることができました!♪ |
|||
最高の青の色を持つサファイアと言えばカシミール・サファイアですが、既に1880年代に枯渇して今ではアンティーク・ジュエリーにセットされていた石以外ではあり得ません。 このサファイアはカシミール・サファイア以外では最も高品質のサファイアが採れた、セイロン産だと思われます。 |
透明感のある美しいブルーで照りの良いサファイアで、非加熱で無処理の天然のままのサファイアならではの魅力を感じます。 インクリュージョンでは産地まで特定できなかったのですが、宝石鑑別所の所長もカシミールサファイアのような美しい色だと感心していました。 |
この指輪はサファイアだけでなく、ダイヤモンドも最高水準の石が使われています。 |
|
現代のダイヤモンドジュエリーには感覚的に全く興味が湧かず、ダイヤモンドという石自体にいまいち魅力を感じていなかった私ですが、このリングのダイヤモンドを見てついに開眼してしまいました!! |
室内でも驚くほど煌めくのですが、気持ちの良いロンドンの青空の下ではどれくらい光り輝くのだろうと気になって思わずためしてみました。 元理系研究者なので、思い立ったらすぐ実験しちゃうのです(笑) |
ロンドンの青空の下での煌めきと虹色のファイア
プロカメラマンの友人曰く、ダイヤモンドは下からも光を反射させて撮る方が綺麗に見えるから白い物の上で撮るのが鉄則なのだそうですが、そんなこと物ともしないこの輝きです!! この日のロンドンはあまりにも日光が強かったので、一応日焼け防止のためシルクの手袋をして遊んでいたのでした(笑) チラチラとしか輝かない現代のブリリアンカットだと、この煌めきは絶対無理なんですよね。テーブルに厚みがあって、しかも最上質なこのダイヤモンドだからの美しいファイアなのです。 「4Cは意味ない!むしろダイヤモンドの可能性を台無しにする、害に等しい嫌な基準!」、以上が今回の私の実験結果でした(笑) |
それにしても、太陽光の元でダイヤモンドのこういう虹色のファイアを見ると、太陽の光があらゆる色の混ぜ合わせでできていることを実感しますね。 |
石を留めた台座は十分に厚みのあるしっかりした作りですし、仕上げも完璧です。どこから見てもスッキリ感があり、見ていて気持ちの良い作りと仕上げです。 |
指輪はジュエリーの中で最も人気があるのでいくらでも仕入れたいのですが、摩耗したりぶつけやすくてある意味消耗品のような側面があります。 素晴らしいジュエリーを数多く持っていた王侯貴族であれば適切な使い方も分かっていた上で、使用シーンも使用頻度も限られていました。しかし近代以降はそうはいきません。こういうシンプルで使いやすい本物のアンティークリングが、パーフェクトな状態で現代に残っていることは奇跡に近いのです。 |
歴代の持ち主によるダメージに加えて、下手な職人が修理を繰り返した物も多いのがアンティークリングの実情なのです。そんな中でこの指輪のようなパーフェクト・コンディションの美しい指輪に出会うと、ディーラーとしてもとても嬉しいものです。パーフェクト・コンディションだったとしても、リング自体のデザインや作りが悪かったら意味がないですからこの指輪は最高です♪♪ |
これもロンドンの青空の下で撮影した着用画像です。 太陽の光を内部にため込んだ様子のダイヤモンドも素敵ですよね。これが先ほどの画像のように、ある角度ではレーザービームのように発射されるのです♪ ぜひお手にとってご覧いただきたいリングです♪ |