No.00085　Day's Eye（太陽の眼）

『Day's Eye』-太陽の眼-
カボッション・ガーネット　天然真珠　リング

イギリス　１９世紀後期
カボッションガーネット、天然真珠（ハーフ）、ゴールド
サイズ13号（変更可能）
ベゼル　1.7cm×1.5cm
重量　4,3g
SOLD

美しい深紅のカボッション・ガーネットの周りに、直径2.5mm程の天然真珠（ハーフ）が取り巻いているリングです。
このカボッションガーネットは撮影用の光源ではなかなか色が出ておりませんが、太陽光の元でご覧いただくと地色も反射して、輝くような美しい赤い色が浮かび上がります♪

ご覧の通り、太陽光の元ではカボション・ガーネットの質の良さがよく解かる、深く鮮やかな赤色に輝きます♪

天然真珠を覆輪には、珍しい突起状のデザインが施されており、この指輪独特の可愛らしい健気なお花の雰囲気を醸し出しています。通常なら覆輪は覆うだけか、覆った後に彫金で縦線模様を入れるくらいです！かなり手間がかかるにも関わらず、わざわざこのような細工をしてあるのがアンティークらしい仕事です。ギザギザがあるのとないのでは、指輪で表現するお花の雰囲気が全く変わることを認識していたからこそのこだわりの仕事なのでしょう♪♪

街中や住宅の花壇などでも見かけることがあるデイジー（ヒナギク）ですが、日本の入ってきたのは明治初期で、原産国はヨーロッパです。太陽の光が差すと花を開いて大きな花芯を見せ、夜や曇天では花をすぼめる性質があります。

花名のデイジー（Daisy）は、「day's eye（デイズアイ）」（日の眼、太陽の目）が語源で、花の芯を太陽に、花弁を光線に見立てた名前です。太陽光の元で見るカボションガーネットの美しさは、まさに手元の小さな太陽です♪♪

2股に分かれたシャンクのデザインが良いですし、彫金もすっきりとしていて良いですね〜！♪

シャンクの後ろ側までぐるりと溝が彫られた様な彫金が施されています。

カボション・ガーネット自体に大きさがあるため、指輪として付け映えします♪♪

指元の脇からチラリと見える透かしのシャンクも、デザインセンスの良さを感じさせてくれます！♪♪