No.00018 ケルトの聖火
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『ケルトの聖火』 この画像の背景は、アイルランド・ミース州にある約5,000年前の遺跡「ニューグレンジ」の大きな岩に彫刻された「トリスケル」もしくは「トリスケル・スパイラル」と言われる渦巻き模様で、古代ケルト人たちが使っていた神聖なシンボルです(太陽信仰)。 この渦巻き模様のヴァイキング・ゴールドリングのルーツは古代ローマ初期にあるようです。イングランドとウェールズは1世紀頃にローマの支配を受け、この地方のケルト人はローマ化されました。5世紀にゲルマン人がガリアに侵入すると、ローマ帝国はブリタニアの支配を放棄し、ローマ軍団を大陸に引き上げています。この間隙を突いてサクソン人が海を渡ってイングランドに侵入し、アングロサクソンの支配の下でローマ文明は終わっています。 |
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左の天然真珠が付いた金のバー・ブローチは、ケルティック・スタイルでデザインされたアーツ&クラフツの作品です!!♪ 長さ7cmと充分な大きさがあるので、付けた時にとても見栄えするバー・ブローチです!!♪ 『ケルトの聖火』 |
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ケルティック・スタイルの十字架 | ケルトの文様 |
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アイルランド・ミース州にある世界的にも有名な遺跡「ニューグレンジ」にあるトリスケル |
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アイルランド・ミース州の約5,000年前の遺跡「ニューグレンジ」にある大きな岩に彫刻された「トリスケル」もしくは「トリスケル・スパイラル」と言われる渦巻き模様 |
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サクソン シルバー ワイヤースパイラル リング 5世紀から9世紀 イギリスで出土された物 大英博物館所蔵 |
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ヴァイキング ゴールド リング 800AD〜850AD 22ctゴールド(金属分析機で測定済み) |
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ケルトでは3という数字は特別な力があるとされています。渦巻き模様(スパイラル)が3つ合わさったトリスケルは三位一体の女神の象徴とされ、より神聖なものとして扱われています。この模様は太陽が当たる位置に描かれていることが多く、太陽エネルギーの象徴とも言われています。その他、成長や進化・復活の象徴という意味も持ちます。 このブローチも聖火に相当する部分に3つの真珠の灯火と、3つのスパイラルがありますね。スパイラルは単純な模様であり、太古の時代から世界各地に存在しますが、何となく大いなるエネルギーを感じます。 このブローチも、何かそういう大いなるエネルギーを具現化しようとして作られたのかもしれませんね♪ |
【参考】天然真珠を松明の炎に見立てた作品
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カルロ・ジュリアーノ Carlo Giuliano (1831-1895) 『愛の松明を持つエンジェル』 制作年代 1880年頃 4,7cm×2cm 重量17,7g 天然真珠、ルビー、18ctゴールド SOLD ルネサンス風のエナメルで有名な作家カルロ・ジュリアーノですが、彼が一世を風靡したエナメルワークで有名になる前の、貴重なネオ・ルネサンススタイルの作品です。 |
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