No.00003 永久の天然真珠 |
《天然真珠のジュエリーを身につけたヨーロッパ各国の王妃たち》左から |
『天然真珠と養殖真珠の違い』この時代の王妃の付けたジュエリーを見れば、天然真珠のジュエリーがダイヤモンドに優る価値ある物だったことが解ります!同じ「真珠」という名前は付いていても、天然と養殖ではまるで別物だということを世の中の人たちは知らなすぎるのです!!それは、一般の人たちが身近に手に入るところにきちんとした情報がないからです。なぜなのか?自分たちが製造したほとんど価値がない養殖真珠ジュエリーを、さも価値あるものと一般消費者に勘違いさせて高値で売りさばき暴利を得たい存在があるからです。 ミキモトなど大手の養殖真珠専門店が、高級な養殖真珠だからと天然真珠よりも高額な養殖真珠のジュエリーを販売しているのは、何も知らない消費者を馬鹿にしているのです!! 大手や権威が言っているのだから大丈夫だと、思考停止になってはいけません。お金儲けだけのために、広告・宣伝で人に思い込みを植え付けるやり方は、いつの時代でもどの地域でもあるのです。自分自身で上質な情報を探し、ご自身の眼や頭できちんと確かめ、よく考えて行動すべきなのです。 まだこの『天然真珠と養殖真珠の違い』のページを読んでいらっしゃらない方は、ぜひ読んで見てください。 僕が過去に販売した天然真珠のアンティークジュエリーが如何に素晴らしい物か、現代のミキモトなどの高価な養殖真珠のジュエリーが、如何に低レベルの物かが解る筈です!!それが解らない人はアンティークジュエリーを買う資格はないと思ってください。 |
『永久の天然真珠』
ペンダントとしてチェーンを下げて使うことが出来ます | ブローチピンの取付方向から考えると、このようにチェーンを垂らし、輪に何かを下げて使った可能性もあるのです! |
『永久の天然真珠』 200年以上もの時を経てこれだけの美しさを保っているのは、養殖真珠では考えられないことです。しかも、真珠の大きさがグラデーションになって配置されているのが素晴らしいです。 |
チェーンは裏に下げると見えなくなるので、フラワー型のブローチとしてもお使い頂けます!♪ |
直径が約8mm〜6mmの大きな天然真珠をハーフパールにしてグラデーションにセットしている、とても珍しいペンダント&ブローチです!! ハーフパールはほとんどの場合、直径2mm〜3mmぐらいの小さな珠ばかりです。これほど大きな天然真珠のハーフパールは今まで見たことも聞いたこともありません!! しかもオープンセッティングなので、天然真珠の内部はこうなってるんだと解るところが非常に面白いのです!! 高さのあるカボッションカットのガーネットの周りに大粒のハーフパールがセットされていますが、これぐらい大きな天然真珠のハーフパールというのは極めて珍しいのです!!♪ 周りに粒金を使っている金細工もジョージアンらしいですし、蝶番付の面取りガラスの蓋が付いたロケットが付いているのも素晴らしい!♪ |
【参考】これはルネサンス時代のヨーロッパ最初期の金箔工芸で、リバースインタリオの傑作です!! これも古い年代のジュエリーならではの、ハーフパールを使ったジュエリーの特徴が出ています。普通より大きめの天然真珠をオープンセッティングにして、1つ1つのハーフパールをしっかり留めているのが特徴です! |
アンティークジュエリーでも、ジョージアンのような古い年代のハイクラスの物は、チェーンもすべてハンドメイドの素晴らしい作りの物が付いているのを知っておかれるべきなのです!!♪ |
このピンの形状をよ〜く見ておいてください!これがストッパー付きの金具が普及する以前の、古い年代に作られたブローチ・ピンの証しなのです!後で曲がった訳ではないんですよ!この曲線には意味があるのです!"服に刺しやすくて抜けにくい"ようにするため、最初からこの形状に曲げてあるのです!!曲がっているからと言ってまっすぐになんかしちゃいけませんよ! |
着用イメージ1. ゴールドチェーン
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このペンダント&ブローチは小さすぎず大きすぎず、見栄えのする丁度良い大きさなのも良いんです!♪ 作りが良いアンティークのゴールドチェーンをご希望の方には、別売でお付け致します。いくつかご用意がございますので、ご希望の方には価格等をお知らせ致します(チェーンのみの販売はしておりません)。 |
着用イメージ2. シルクコード
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高級シルクコードをサービスでお付け致します。 |
【参考】天然真珠と養殖真珠の内部の比較
B. 天然真珠の断面
【引用】『宝石学GEMS 宝石の起源・特性・鑑別』ROBERT WEBSTER, F.G.A. 著、砂川一郎 監訳(1980年) ©全国宝石学協会、p.446 |
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C. 『永久の天然真珠』の断面 |
A. 養殖真珠の断面【引用】『宝石学GEMS 宝石の起源・特性・鑑別』ROBERT WEBSTER, F.G.A. 著、砂川一郎 監訳(1980年) ©全国宝石学協会、p.474 |
Aは養殖真珠の断面画像です。養殖真珠は貝殻を裁断し、球形に加工したものを真珠母貝に入れて作られます。断面画像から解るとおり、大きな球形の真珠母核と、核を取り巻いて形成された通常0,5mmから1mmの真珠層から成ります。貝殻から作られるため、核は一般に貝殻表面と一致した平行でまっすぐな層を示し、同心円の層にには決してなりません。こうした核の方向性は、養殖真珠の鑑別に際して利用されています。 BとCは天然真珠の断面画像です。無核、もしくはたまたま自然の中で真珠母貝に入った異物が核となって真珠が形成されたことが解ります。 |
【参考】Shark湾(紅海)の大型船での天然真珠採取の様子 天然真珠は採取も命懸けでした。美しく稀少であったからこそ、ダイヤモンド以上の価値があったのです。 |