『置物?!』

神楽坂の白銀公園で日向ぼっこする鳩 2024/3/21

神楽坂駅に近い、白銀公園にやってきました。Genが生まれるより前、戦時中の1943(昭和18)年に開園した古い公園です。土地が十分に確保できる時代だったのでしょう、都心の住宅街の公園としてはかなりゆとりのある広さです。春陽が心地よくて、鳩たちも日向ぼっこしていました。

 
神楽坂の白銀公園で日向ぼっこする鳩

微動だにしません。小元太Jr.をトリミングに預けた帰りだったので撮れた画像です。鳩さんに興味津々の小元太Jr.がいると、すぐに気配を察知して逃げます。人間は100%平気だと認識しているみたいですね(笑)

 
神楽坂の白銀公園で日向ぼっこする鳩

いつも目にする鳩とは全く異なるフォルムです。どの鳩さんも頭がボディにめりこんでいて、何だか丸っこいです。目を瞑り、しかも全く動かないので、「まさか置物?!」と思わず観察してしまいました。

 

神楽坂の白銀公園で日向ぼっこする鳩

公園の子供たちも元気いっぱいです。子供たちが近づく声に反応して、鳩さんたちは「何だ何だ?」という感じで、目だけ開けて様子を伺い始めました。置物ではなく生物でした(笑)

同じ場所にいる鳩でも、色に個性があって可愛かったです。冬から春にかけての東京は、雲ひとつない青空の日が多いです。春陽の中、気持ちよさそうに日向ぼっこする鳩たちに思わず共感しました♪

 

「プリニウスの鳩」を彫刻したジョージアンの傑作シェルカメオ・ブローチ
プリニウスの鳩、ジョージアンの傑作シェルカメオ

このような宝物は、「私とは違う時代を生きていた人たちも、同じように平和な鳩さんたちの様子を眺めて楽しんでいたのかなぁ♪」と、想いを重ねられるのが楽しいです。

時空を超えて心をつなげてくれるのも、アンティークジュエリーの大きな魅力だと思っています。過去だけでなく、きっと、次に託す未来の人ともつながっています。私にとっては、お客様もそのような存在です♪

 
地蔵のようなシルバーのトイプードル小元太 2022/4/30

小元太Jr.も置物みたいになることがよくあります。これは市ヶ谷のアトリエ近くの外濠公園です。通行する人を観察するのが面白いようです。お散歩中に突然動かなくなり、道行く人を眺め始めます。

 

地蔵のようなシルバーのトイプードル小元太

シルバーでこのフォルムなので、まるでお地蔵さんです。鳩もそうですが、動物は本能的にその場に同調して気配を一体化させるので、生物ではなく置物のように感じるのかもしれませんね。置物化した様子が何だか面白くて、つい観察してしまいます。思わずお饅頭をお供えしたくなります(笑)

 

 

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