聖地ハムステッド・ヒース(1) 高級住宅街をお散歩

ロンドンの初買い付けが予想外の大収穫で、予算オーバーでありったけ宝物を買ったので、それ以上買い付ける必要も資金的余力も無くなり無料の美術館に入り浸っていたのですが(ロンドンは美術館が無料!♪)、連日通った結果足が棒のように疲れ果て、頭もパンク寸前になってしまったので思い立って特別な聖地に赴くことにしました。詳細は追々ご説明しますが、向かう場所はハムステッド・ヒースです。

先ほどと同じ画像ではありません。どこも坂です。とにかく急な坂が続きます。ハムステッド・ヒースまでとにかく登りまくります。どんな高台にあるんでしょうか〜(><)
道中のハムステッド地区は閑静な高級住宅街で、観光地ではないので人通りも少なかったです。ただでさえ緑溢れるロンドンですが、ここはさらに環境が良いらしく、鳥の囀りがたくさん聞こえてきました。市ヶ谷のアトリエ近辺も鳥の鳴き声がたくさん聞こえてくるのですが、ハムステッドの鳥の方が美しい声でした。負けた〜(><)歩いているだけで癒されます。

この日も雲1つない快晴で、美しい花々や蔦の館など全てが明るく美しい光景でした。ロンドンらしい薄暗い天気だと、蔦の館はおどろおどろしかったかもしれませんね。

門に咲き乱れる花も美しいし、塀の上に咲くど根性的なタンポポも可愛らしいです。塀の上から顔を出すライラックの花々まで、この季節はどこ見ても街中が花々に溢れています♪

高級そうなお宅のお庭で可愛らしい子供のオブジェを発見しました。頭上の甕の縁にはメアンダー模様(ギリシャ雷文)です。改めてメアンダー模様はヨーロッパでは格式高い模様として一般的なのだと実感しました。

ロンドンタクシーでも使えば一瞬で着く場所ではありますが、3kmくらいの道のりを散策しながら歩くのもとても面白いものです。ごちゃごちゃ訳分からない街並みが多い日本と違い、手がかけられたセンスの良い家やお庭を見ているだけでも感性が磨かれる感覚があります。気持ちよい青空にまで恵まれて最高なのです♪広い公園に恵まれて美術館も無料のロンドンは、お金がなくても楽しく生活できる場所と聞いていましたがそれをまさに実感しました。サラリーマンの自己資金だけで始めた開店半年にも満たない零細店、ガチで貧乏なので食事も交通費も切り詰めた結果ですが、貧乏じゃなくなってもやっぱり私はこういう行動パターンになりそうです(笑)幸せに必ずしもお金は必要ないのです。みなさんもロンドンに行く機会があれば、ぜひこういう楽しみ方をしてロンドンを好きになってほしいです。ちなみに買い付け資金だけは絶対に切り詰めないので、今後も素晴らしい宝物をご期待ください!!♪

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