2019年のお正月
2019年の正月の神楽坂です。 『京都の骨董市の戦利品』で反響の大きかったロシア人GENですが、後ろから見るとこんな感じです。 頭に小元太が乗っかっている感じです(笑) |
|
|
運動不足が酷すぎるので、お散歩について行ってみました。 私がちゃんとついて来ているか小元太は気にしてくれているらしく、ちょいちょい後ろを振り返ります。見返り美人っぷりが半端なくて可愛すぎです。思わずスマートフォンで連写してみたのですが、右の画像はなぜか舌がペロっと出ていてこれまた可愛いです。 |
やりたいことが多すぎて正月もずっと仕事をする予定だったので、せめて正月気分を味わうために、正月用のお花は生けて飾りました。 サラリーマン時代に会社の華道部で生け花を習った名残です。 明治9年創業、140年以上の歴史を持つ大企業だったので、福利厚生の一環というか、花嫁修業の名残なのか、華道部や茶道部があったのはありがたかったです。 外務省にも教えに行っていたような素晴らしい先生に教えていただいたのですが、近所のスーパーの花束で作った簡素なできなので、流派は書かない方が良いかしら(笑) と言うか、今回はちょっとセオリーを無視して活けています。 高さを揃えた松で、ヘリテイジの二本柱を表現したかったのです(笑) |
|
|
余った花材もすべて活用です。視界に生花があると和みますし、植物を切るときの香りも好きです。松は香りが良いので、特になごみました。生け花も一つのアートなので、個性ある生きた草花に真剣に向き合っていると精神が集中できますし、感性も研ぎ澄まされるので好きな時間です。 |
生けた松の枝を数日後に見てみたら、松ヤニが出ていました。生きた植物ならではですね。透明で綺麗ですが、触るとベタベタなはずなので気をつけなくては。 |
正月になぜ忙しかったかと言うと、今年は年賀状をたくさん書いたからです。HPでのご挨拶は元旦にUPした『2019年の亥年の謹賀新年』でやったのですが、去年ヘリテイジで宝物をお求めくださったお客様には特別な年賀状を送りたかったのです。 リストアップしながら、ルネサンスどころかそれ以前のソングオブロシアや赤坂時代からのお客様が本当に多くて、しかもリピート率の多さに改めて驚きました。予想以上にお客様の人数も多くて、想像以上に時間がかかってしまったのですが、どうしても心を込めて送りたくて気合いと根性でやり遂げました!!♪ これまでにお求めいただいた宝物を私の方でも確認しながら、一番喜んでもらえそうなイメージビジュアルで作りました。作業自体は楽ではありませんが、頭の中は感謝の気持ちでいっぱいなので、なんだかすごく楽しく作業できました。 イメージビジュアル作成は、サラリーマン時代の経験からすると外注した場合は最低5万円はかかる上、イメージしたものができるとも限りません。一人一人に異なる画像で出すのは、余程の高級店でもまず不可能です。でも、古の王侯貴族の特別なオーダーで作られた高級アンティークジュエリーの専門店としては、どうしてもやりたかったのです。正月の3日間で、外注換算で数百万円分は働きました(笑) たった一人のためだけの特別なサービス・・。来年もまたできるよう頑張りたいと思います。 |