『嶽きみ美味しいね♪』

遠くから見つめてくる赤ちゃんトイプードルの小元太 2020/8/21(小元太Jr. 生後4ヶ月)

小元太Jr.が生後4ヶ月の頃です。1歳くらいでほぼシルバーになりましたが、この頃はまだ顔だけがシルバーです。ちょっと宜しからぬ気配と共に、遠くからジッと見つめています。

 
トウモロコシの葉をバラバラに引きちぎった赤ちゃんトイプードルの小元太

近づいてみると、葉っぱの残骸が散らばっていました。

「なっ・・・、何故?!!」と驚いたのですが、Genが犯人でした。青森のブランド・トウモロコシ『嶽きみ(だけきみ)』が届き、Genがさっそく茹でて食べようと台所に向かっていたのですが、葉っぱを落っことしていたようです。小元太Jr.がすかさず反応し、本能の赴くまま遊んでいたようです。

私なら絶対に起こらない事態です。落としませんし、もし落としてもすぐに拾います。Genならではの光景です(笑)

 
トウモロコシの葉をバラバラに引きちぎった赤ちゃんトイプードルの小元太

怒られないと察知するや否や、再び葉っぱに夢中です。

まだ生後4ヶ月なので赤ちゃんらしさが残りますが、なかなか器用に葉っぱを両手で固定しています。無邪気で可愛いです♪

 
トウモロコシの葉をバラバラに引きちぎった赤ちゃんトイプードルの小元太

こんな感じで掴んでいるようです。

 

トウモロコシの葉をバラバラに引きちぎった赤ちゃんトイプードルの小元太

まるで歯磨きしているみたいです。乳歯の生え変わりの時期は気になるらしく、何でもカミカミしたがるので、そのせいかもしれません。元々トイプードルは水鳥の猟犬だったということで、破壊欲求から来るものかもしれません。あの大人しい先代の小元太ですら、毛皮系を見つけると嬉々としてバラバラにしていました。

 

トウモロコシの葉をバラバラに引きちぎった赤ちゃんトイプードルの小元太

人間と違って歯ですり潰すのは苦手なはずですが、牙でここまでボロボロにしています。元々の葉っぱの大きさを考えると、なかなか器用に残骸化させたものです。

 

トウモロコシの葉をバラバラに引きちぎった赤ちゃんトイプードルの小元太

む!

Genが「できたよ〜♪♪」と呼んでいます。

 

青森の嶽きみ

パソコンの前で休憩、3時のオヤツです♪♪

『津軽富士』と呼ばれる美しい霊峰、岩木山の山麓にある嶽高原で栽培されます。品種は問わず、嶽地区で栽培されるものを『嶽きみ』と呼ぶそうです。標高400〜500メートルで栽培されます。高冷地ならではの寒暖差が実を引き締め、甘さを凝縮し、美味しいトウモロコシになるそうです。最も糖度が上がる早朝に収穫されます。

そんなブランド品ですが、薬研荘の女将さん曰く、同じ『嶽きみ』という名前でも、地区の中でも地域と生産者によって味が違うそうです。これは女将さんの御眼鏡に適ったものです。見た目も風味も抜群です!♪

幸せに浸りながら旬の嶽きみを堪能していましたが、なぜか真心を込めて茹でてくれたGenがまだ食べていません。台所にいるようですが、何をしているのかしらと思えば・・。

 

トウモロコシを舐める赤ちゃんトイプードルの小元太

Genは「歯が悪くてWakaちゃんみたいに噛み付けない。」ということで、包丁で実をカットしていたようです。上品な食べ方ですね。私はワイルド!(笑)

Genが実を削いだ後の嶽きみは小元太Jr.へ。まだ、かなり食べられる部分が残っています。もったいないなぁ(笑)

新手に興味津々の小元太Jr.は葉っぱはそっちのけ、嶽きみをぺろぺろ舐め始めました。

 

トウモロコシに噛み付く赤ちゃんトイプードルの小元太

この後、どうするんだろうと興味津々で見ていたら、おもむろにガブッと噛み付きました。さすがに芯は食べられないと言うか、食べても美味しくないと思うのですが・・・。

 

トウモロコシを持ち去る赤ちゃんトイプードルの小元太

?!、ひいぃ〜!

4ヶ月の赤ちゃんボディに対して大きくて重さもあるはずですが、後ずさりしながらテーブルの下に持ち去ってしまいました。来た当日からバリケードを破壊して突破するなど、Genも驚愕するほど元気でパワーのある子ですが、相変わらず根性あるなぁ(笑)

 

トウモロコシを持ち去る赤ちゃんトイプードルの小元太

警戒してこちらを見ながらバックしていましたが、ここまで来ればもう安心とばかりに向きを変えてもっと奥へ。

2人ともそんなの、もう要らないんですけど(笑)
と言うか、私たちは小元太Jr.から何かを奪うような意地悪をしたことはありませんが、やはり動物的本能ですかね。

 

テーブルの下で嶽きみを堪能するトイプードル小元太

「ここまでは取りに来れまい。」

安心できる場所を確保した小元太Jr.は、嶽きみに夢中です。

 

トウモロコシを食べ尽くした赤ちゃんトイプードルの小元太

「そんなに好きなら私のも。」と、食べ終えた残りをあげてみましたが、全く手を付けませんでした。

Gen「Wakaちゃん、綺麗に食べすぎて小元太Jr.が食べる所がないよー!(笑)」

う〜ん、そうですね(笑)
Genがあげた分は、小元太Jr.が綺麗に食べ尽くしました。とっても上手だね〜♪

小元太Jr.はグルメなので、気に入らないと全く食べません。お腹がすいていようとも食べません。犬にとっても、余すことなく食べちゃうほど美味しかったようです。どうやって食べたのやら、Genが削ぎ落としきれていなかった実は、見事なまでにスッキリ無くなっています。

「美味しかったの〜。もっと欲しいよ〜。もう無くなっちゃったよ〜。ねぇ、もっとちょうだい!」とでも言うような表情です。

今年(2022年)の青森は記録的な大雨の影響で収穫量がとても少なく、十分な量が出荷できなかったそうです。それでも、幸運にも食べることができました。食べられることは当たり前ではなく、自然の恵みと作る方の努力に心から感謝ですね。

それにしても女将さんのご推薦は間違いないです♪野生の山菜キノコだけでなく青森の"上質なもの"だけでなく、情報のアップデートも余念がないので"最先端のもの"を、野菜から海の幸まで多方面に熟知されています。Gen同様、太っ腹なので惜しみなく色々教えてもくれます。HPは自分で作っちゃうし、冬季休業を利用してスマホ対応にアップデートしたりもしていました。私は頭の中で、"会いに行ける天才"と渾名を付けています。尊敬し、お手本にしている人の1人です。

かなり遠くて、人が殺到することはないからこそ堂々と定宿をバラせます(笑)東京から車で行くなんてGenくらいしかいないのではと思われそうですが、もっと古くからの常連さんで、やはり東京から車で行かれる方がいます。それほど、分かる人には唯一無二の強い魅力があるということですね。

さらに良い仕事をするために、"天才"のご利益を受けに小元太Jr.を連れてまた行かねばです♪

 

 

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