No.00172 ユリウス・カエサル |
19世紀に制作されたカメオのサインドピースの中で、最も高く評価されているジロメッティの貴重な作品です。 |
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『ユリウス・カエサル』 |
ジュゼッペ・ジロメッティの制作
『春の寓意』(ジュゼッペ・ジロメッティ作 19世紀)フランス国立図書館 "Allegory of spring Cdm Paris 618" © Marie-Lan Nguyen / Wikimedia Commons(2008-10-11)/Adapted/CC BY 2.5 | ジュゼッペ・ジロメッティ(1780-1851年)はローマ出身のイタリア人宝石彫刻師、兼メダル制作家です。特に19世紀のカメオ作家としては、最も有名で評価されている人物の1人です。 古代のカメオの複製もしばしば行い、カノーヴァやベルテル・トルヴァルセン、テネーラニなど、同時代の彫刻家作品の模刻も行っています。 |
メダルの制作
第252代ローマ教皇レオ13世(在位:1823-1829年)1825年発行の銅貨、ナショナル・ギャラリー・オブ・アート Public Domain | 1812年、32歳の頃ローマの聖ルカ・アカデミーにハードストーン彫刻師として選出され、1822年にはジュゼッペ・チェルバラと共にローマ聖庁造幣局の主任彫刻師に任命されます。 これは当時のローマ教皇レオ12世の銅貨で、ジロメッティが原型を制作しています。 |
カメオの制作
左は18世紀の宝石彫刻の様子です。 取手にニカワで宝石を固定し、ドリルで彫刻します。ドリルは足踏み式の動力装置で回転させます。 電動モーターなどの便利な機械や道具が普及する以前は、こんな大変な工法でカメオやインタリオを制作していたのです。そんな時代の方が優れた作品が作り出されていたなんて、便利な技術は生活の役には立っても、芸術を進化させることはできないことを象徴している感じですね。 |
ジロメッティは1838年前後に、10作品のカメオを制作し、グレゴリウス16世に献上しています。 現在はその一部をバチカン美術館でも見ることができるようです。ローマ法王庁がいかに財力を持ち、芸術にも貢献していたのかが伝わってきますね〜。 私がまだサラリーマンだった頃、初めてルネサンスでGENからアンティークジュエリーの話を聞いた日、一番感銘を受けたのが古代エトルリアの金細工でした。イタリアの美術館で見ることができると知り、今はパスポートすら持ってないけど絶対にイタリアに行こうと思ったものでした。私が人生の命題として、最も行かねばならないのはイギリスでもフランスでもなくイタリアなのですが、初ヨーロッパは買付のイギリスでした。次かその次までにはイタリアとバチカンも行かなくては!(笑) |
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第254代ローマ教皇グレゴリウス16世(1765-1846年) |
古代作品からの制作 -ヘリオス神-
『ヘリオス神』ストーンカメオ(ジュゼッペ・ジロメッティ作 1836年頃)7.4cm×5.1cm×2.6cm、 バチカン美術館所蔵 【出典】Musei Vaticani HP ©MVSEIVATICANI | 『ヘリオス(セラピス・ゼウス)神』(紀元前4世紀後期にブリアキスが制作したオリジナルを古代ローマで複製)バチカン美術館所蔵(Inv.No.245) (сс) 2005. Photo: Sergey Sosnovskiy (CC BY-SA 4.0).© 1986 Text: Chubova A.P., Konkova G.I., Davydova L.I. Antichnie mastera. Skulptory i zhivopiscy. — L.: Iskusstvo, 1986. S. 33./Adapted |
左はジロメッティが1838年前後に制作し、ローマ教皇に献上した10作品のうちの1つ『ヘリオス神』のカメオです。1777年にアッピア街道で発見された、古代ローマの『ヘリオス神』の胸像を元に制作されたものです。単なるオリジナルの精密なコピーではなく、芸術性をさらに高めた作品であることに意味があります。神々しさと迫力あふれる神を、天然の石の特徴を最大限生かして生き生きと表現するその才能はさすが当時の天才作家と言えますね。 |
古代作品からの制作 -ディオニュソス-
世界遺産『ヴィッラ・アドリアーナ』(着手118年-完成133年)の模型 "Maquette 2 VA" ©Guilhem06 at French Wikipedia(16 June 2006)/Adapted/CC BY 1.0 |
五賢帝の一人、ローマ皇帝ハドリアヌス(76年-138年)はティボリの麓に広大な別荘を造りました。 |
イタリアのティボリの風景 "Tivoli overview" ©Kleuske(31 December 2005)/Adapted/CC BY-SA 3.0 |
ティボリはローマから東に約30kmの丘陵にある、穏やかな気候に恵まれ、豊かな森に囲まれた街です。古代ローマ時代から上流階級の保養地でした。ここにハドリアヌス帝が巡察旅行で魅了された、各地の建物や風景を思い起こさせる別荘を建築させたのです。 |
『海の劇場』(ヴィッラ・アドリアーナ) "Laxio Tivoli2 tango7174" ©Tango7174(19 September 2010)/Adapted/CC BY 4.0 |
ヴィッラ・アドリアーナはハドリアヌス帝逝去後、3世紀までは改造が続けられたことが分かっていますが、その後は廃墟となっていました。15世紀頃から、美術品を求めてピッロ・リゴーリオが別荘を発掘し始めました。 |
ピッロ・リゴーリオ(1510年頃-1583年) | 美術品を求めて発掘と言っても、リゴーリオは盗掘家ではありません(笑) アンドレーア・パッラーディオらと並んでイタリア貴族の邸宅や別荘を次々と設計し、イタリア式庭園のスタイルを確立させました。1558年から1562年にかけては、バチカンにあるローマ教皇ピウス4世のためのカジノ、カルティレ・デル・ベルヴィーレのエクセドラ改修も手がけました。 ミケランジェロとは建築をめぐって激しく論争したことでも有名です。かなり博学なことでも知られており、イタリア語やラテン語による著作も膨大な数が残されています。 |
アレクサンドリア近郊のリゾート、カノープスのセラピス神殿からの眺望の再現(ヴィッラ・アドリアーナ) "Canopus vanaf serapium" ©FoekeNoppert(2005)/Adapted/CC BY 3.0 | ローマ皇帝ハドリアヌス(76年-138年) |
そのような背景の中、1790年にこのハドリアヌス帝の別荘から、ある1体の美しい大理石の像が発見されました。 |
『アンティノウスのディオニュソス』古代ローマ オリジナルはブリアキス作(紀元前4世紀後期)バチカン美術館所蔵(Inv.No.251) |
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発掘された大理石のモチーフとなった青年は、ハドリアヌス帝の愛人として寵愛を受け、18歳くらいで死亡したアンティノウスです。ナイル川で溺死したことは分かっているものの、その死の詳細については謎につつまれています。ハドリアヌスはアンティノウスの死をひどく悼み、神格化たことから多数の芸術作品に表現されています。このため、アンティノウスの顔は古代ではよく知られています。男性が男性の愛人と聞くと、一瞬えぇ〜っと思われる方もいらっしゃると思いますが、アンティノウスのこの美しい顔を見れば、思わず納得するのではないでしょうか。若い男性ならではの中性的な顔立ちは、時に女性以上に、神懸かり的に美しかったりするものですからね。 |
『ディオニュソス』(ジュゼッペ・ジロメッティ作 1790年頃:フレームは1836年頃) バチカン美術館 【出典】Musei Vaticani HP ©MVSEIVATICANI |
1790年に発見されたアンティノウスのディオニュソスの大理石像を元に制作されたのが、このジロメッティによるディオニュソスのカメオです。 |
【出典】Musei Vaticani HP ©MVSEIVATICANI | |
古代の優れた芸術作品にインスピレーションを受けて、また新たな芸術が生まれる・・。ジロメッティも当然この『アンティノウスのディオニュソス』をじっくりじっくり眺めて観察したことでしょう。そこには作品を通じた、古代ローマの芸術家との時空を超えた対話があったに違いありません。時を超えて語りかけてくる優れた芸術作品、こんなに素晴らしいものはいつまでも後世に伝えていきたいものです。後世の人たちにも伝えてあげられないと、もったいないし申し訳ないですからね。 |
ジョージ4世とジロメッティのカメオ
イギリス王ジョージ4世(1762-1830年) | ジロメッティが当時からいかに評価の高い超有名作家だったかは、もうお分かりいただけたと思います。 同時代に芸術をこよなく愛し、王室財政を破綻させかけたほど贅を尽くしまくった、イギリス王ジョージ4世が目をつけないわけがありませんね。 |
『タンカード(大型ジョッキ)』 ランデル・ブリッジ 1823年 シルバーギルト、各種宝石 高さ:27.5cm 【引用】p.260/ Ancient and Modern Gems and Jewels in the collection of Her Majesty the Queen |
これはジョージ4世が王室御用達の宝石商、ランデル・ブリッジから購入したタンカードです。これを作るために全てのカメオや宝石を1から集めたのか、元々王室や宝石商がコレクションしていた物を使いながらだったのかははっきりしませんが、いくつものカメオが使用された豪華な作品です。 カメオは16世紀の作品とその模刻が中心ですが、3つの大きなメインのカメオは19世紀初期の物が使われています。その中心にあるのが、ジロメッティ制作のギリシアの英雄『メレアグロス』のカメオなのです。 ちなみにタンカード頭頂部は、やはりパイナップルでしょうね。ジョージ4世が内装をパイナップルにしたという王室別荘ブライトン・パヴィリオンで、このタンカードを使って楽しく呑んでいたのかもしれません。羨ましいです(笑) |
『ジョージ4世』 ジュセッペ・ジロメッティ作 1825-1850年頃 6.2cm×4.6cm V&A美術館 【引用】V&A Museum © Victoria and Albert Museum, London/Adapted |
ジロメッティはローマ法王やヨーロッパ王侯貴族の肖像カメオも制作しています。 当然ながら、ジョージ4世の肖像カメオも制作しています。さすが放蕩王、良い物は何でも手に入れたい、やってみたいという人物ですね。 ちなみにカメオのジョージ4世は二重あごですが、怠惰と暴飲暴食によって晩年はウエスト130cm、体重130kgにまで太っていたようです。若い頃は長身とその甘いマスクで「魅力と教養溢れるイングランド1のジェントルマン」と称されたジョージ4世ですが、怠惰さと暴飲暴食によりその才能が浪費されたと嘆かれています。明るく聡明で物知りだったため、国民からは好かれていたようですし、文化の発展にも大きく発展したのは間違いありません。 |
作品の人物について
この作品は当時の王侯貴族のポートレートカメオと、古代の英雄を彫刻した作品の2つの可能性があります。 ポートレートカメオだった場合に、可能性として挙げられるのがジョヴァンニ・バッティスタ・ソマリヴァという、チザルピーナ共和国(北イタリアに18世紀末に存在した)とフランス第二共和制の政治家です。 |
ジョヴァンニ・バッティスタ・ソマリヴァの肖像作品
『ジョヴァンニ・バッティスタ・ソマリヴァの胸像』 ベルテル・トルヴァルセン作 デンマーク 1817年 トルヴァルセン美術館 "Thorvaldsens Museum - Giovanni Battista Sommariva" ©Stefano Bolognini(2 August 2008)/Adapted/CC BY-SA 3.0 |
『ジョヴァンニ・バッティスタ・ソマリヴァの胸像』 ベルテル・トルヴァルセン作 デンマーク 1818年 トルヴァルセン美術館 【出典】THORVALDSENS MUSEUM HP |
『ジョヴァンニ・バッティスタ・ソマリヴァの肖像画』 (ピエール=ポール・プリュードン作 1813年)55歳頃 |
ジョヴァンニ・バッティスタ・ソマリヴァ(1762-1826年)は農家出身で、法律を学び弁護士になった後、政治家となった人物です。 ナポレオン・ボナパルトとも親友関係にあり、そのお陰もあって巨大な権力と富を蓄積することになりました。パリでは宮殿を購入し、かなりの贅沢な生活を送っていました。晩年は芸術作品の収集や制作委託に専念しています。 ご覧の通り、当時の有名作家に多数のポートレート制作を依頼しています。当然ジロメッティにも1818年にカメオの胸像の制作依頼をした記録が残っています(※)。
※ Notizia delle opera dell'incisore in pietre dure e in coni Cav. Giuseppe Girometti pag.12 |
1826年にジョヴァンニ・バッティスタ・ソマリヴァが亡くなった後、その膨大な芸術コレクションは1839年にパリでオークションに出され、散逸してしまいました。 左は出所不明のジロメッティ作とされるカメオです。今回ご紹介しているカメオよりも、こちらの作品の方がおでこの具合などがジョヴァンニに近いように感じます。 フレームはご紹介の作品よりもかなり簡素な作りです。 |
【出典】THORVALDSENS MUSEUM HP |
ガイウス・ユリウス・カエサル
みなさんはこの顔を見て、誰を思い浮かべますか? 該当者なしの方もいらっしゃるかもしれません。私の場合は、パッと見で「あ、シーザーだ。」と感じました。 |
『ガイウス・ユリウス・カエサル』 古代ローマ 紀元前44-30年 バチカン美術館 |
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カエサル(紀元前100-紀元前44年)は知らない人がいないくらいの有名な古代の英雄なので、その肖像は多数存在します。そんな中で、バチカン美術館が保有しているのが左のカエサル像なのです。大理石像の横顔を見ないと完全な比較は難しいのですが、そっくりではありませんか? |
『ガイウス・ユリウス・カエサル』オーストリア歴史芸術博物館 "0092 - Wien - Kunsthistorisches Museum - Gaius Julius Caesar-edit" ©Andrew Bossi(30 June 2007)/Adapted/CC BY-SA 2.5 | 左は別のカエサル像ですが、カメオの人物がまとう布の感じもこの時代に着用されるマントとイメージがピッタリです。 |
『ガイウス・ユリウス・カエサル』(ニコラス・コストー 1696年) ルーブル美術館 | 左はベルサイユの庭園用に、1696年に制作されたカエサル像です。 ルーブル美術館が所蔵しています。バチカン美術館にあるカエサル像がこれだったら、ご紹介しているジロメッティ作品をカエサルと言うのは恣意的としか言えませんが、バチカンにあるカエサル像はご紹介の作品と酷似している印象です。 |
マルクス・トゥッリウス・キケロ
『キケロ』(古代ローマ 紀元前1世紀頃)カピトリーニ美術館 "Cicero - Musei Capitolini" ©Glauco92/Adapted/CC BY-SA 3.0 | ジロメッティはカエサルと同時代、共和制ローマ末期の政治家、文筆家、哲学者であるマルクス・トゥッリウス・キケロ(紀元前106-紀元前43年)のカメオも制作しています。 |
『キケロ』 ジュゼッペ・ジロメッティ作 19世紀初期 2.3cm×1.9cm×2.6cm メトロポリタン美術館 |
『キケロ』 バチカン美術館 "Marcus Tullius Cicero-Vatican Museums" ©Yair-haklai(2009年10月2日)/Adapted/CC BY-SA 3.0 |
キケロも有名人ではありますが、カエサルと比べば地味な存在です。同じジロメッッティ作の偉人カメオであっても、フレームは簡素なものです。あくまでもジロメッティの最上級のカメオと比較してという意味であって、当然安物のカメオのフレームとは比較にならないくらい、シンプルながらも丁寧な作りではあります。ストーンに関しても同様のことが言えます。最上級のジロメッティ作品の場合は、もっと特徴的な面白い石が使われています。陰影がはっきり分かれたこのキケロのオニキスもさすがジロメッティ作品とは言えますが、バチカン美術館が保有しているような最上級の作品と比べるとやはり物足りなさを感じてしまいます。 |
カメオの素材の珍しさ
このカメオは、ジロメッティの作品なだけあって彫りの良さも抜群なのですが、フレームの作りや石の良さも群を抜いて素晴らしいのです。 まずストーンにご注目下さい。 東西問わず紫色は高貴な色として珍重されており、こういう色の石はたくさん入手できるのであれば間違いなく人気が出てたくさん使われるはずなのです。 |
『ヘクトールに懇願するアキレウス』』 ジュゼッペ・ジロメッティ作 1815-1825年 4.9cm×5.7cm メトロポリタン美術館 |
『ジョージ4世』 ジュセッペ・ジロメッティ作 1825-1850年頃 6.2cm×4.6cm 【引用】V&A Museum © Victoria and Albert Museum, London/Adapted |
この珍しい石は、ジロメッティの作品でいくつか見ることができます。左のカメオは、ギリシャ神話の英雄ヘクトールの一場面を表現した作品です。ヘクトールはトロイアの王子であり、トロイア戦争におけるトロイア勢最強の戦士として有名で、カメオのモチーフとしても相当な人気を誇る人物です。 |
カメオの彫りの良さ
このストーンカメオは、立体感を出す為に厚さを重要視した物とは違います。 薄くても微妙な立体感を巧みに出してあるのです。 斜めから見ると分かりやすいのですが、頬や喉ぼとけの僅かな凹みを子細に捕らえて彫ってあり、さすが当時も評価が高かった有名作家ジロメッティと思える魅力的な彫刻なのです。 |
睫毛と目のくぼみ、目尻の僅かなしわ、それに下まぶたの微妙な膨らみまで表現しているのには感服です。薄い唇と微妙な表情、二重あごや形の良い耳の表現も圧巻の出来で、まるで本物の人間をそのまま石にしてしまったかのようです。 |
優れたカメオは彫刻だけでなく、磨きも完璧に仕上げます。 白い人物はセミマットに仕上げる一方で、紫色の下地のストーンは艶々に磨き上げられています。 |
紫色の下地はあまりにも完璧にピカピカなので、カメオの人物が反射して映り込むほどです。 |
優れたフレーム
このカメオには、驚くほど繊細で優美な縒り線細工のフレームがあしらわれています。 巧みな技術を使った気品溢れるフレームは、このカメオに相応しいものです。
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一番内側の縒り先は肉眼では分かりにくいほど細かなものですし、外周のポイントごとにあしらわれた粒金細工も、全体に華やかさプラスする美しいものです。 |
ジロメッティのサイン
ジロメッティのサイン | |
人物の右側にジロメッティのサインがあります。 同じサインで1840年以降の作品は、息子が作った物と思われます。その多くは肖像カメオではなく、女神などの一般受けするモチーフで、見た目に綺麗なアゲートが使われています。 |
ペンダントやブローチとしてお使いいただくことも可能ですが、ジロメッティによるガイウス・ユリウス・カエサルの作品であると考えると、額装して芸術作品として楽しむのが一番この作品には相応しいかもしれません。実際にローマ教皇に献上された10の作品のモチーフが何だったのか、3つまでは分かっているのですが、残りについては現在調査中です。 |
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。 ご希望の場合は高級シルクコードをお付け致します。 |
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この作品は明らかにただのポートレート・カメオではなく、作家が全精力を込めて作品として制作したものです。美術館の中にある、既に有名となった物だけが良いものとは限りません。「世の中には知られざる良いもの」が、分かってくれる人との出会いを密かに待ちながら、まだまだたくさん眠っているのです。 |