No.00173 ステータス

素晴らしい金細工のアンティークのゴールド・ウォッチチェーン

チャームを下げても楽しめる、エレガントで便利なゴールドのブレスレットをロンドンで発見して来ました♪

 

ウォッチチェーン アンティーク ゴールド メンズジュエリー 懐中時計 フォブシール

上のような何も付けないノーマルな使い方はもちろん、お手持ちの様々なペンダントやチャームをいくつか組み合わせて楽しんでいただくこともできる優れものです♪

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実際にこのようにコーディネートが楽しめるブレスレットとして使うことができるのですが、実はこの宝物の正体はブレスレットではありません。

 

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ウォッチチェーン アンティーク ゴールド メンズジュエリー 懐中時計 フォブシール
←↑実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小比が分かります
『ステータス』
ゴールド ウォッチチェーン

イギリス 19世紀後期
9ctゴールド
長さ 21,5cm(ブレスレットとしてもこの長さ)
重量 18,2g
SOLD

男性アイテムは細部にまでこだわり抜いた見事な宝物が出てきやすいのですが、このウォッチチェーンはその最たるものです。オールハンドメイドの見事な作り、そして現代では女性用のブレスレットとしても使い勝手が良い、素晴らしい宝物です♪

 

懐中時計の歴史

懐中時計 18世紀 ギロッシュエナメル ランデル&ブリッジ イギリス王室御用達 懐中時計&シャトレーン
英国王室御用達 RUNDELL&BRIDGE社
イギリス 1790年頃
SOLD
懐中時計 18世紀 ギロッシュエナメル ランデル&ブリッジ イギリス王室御用達
懐中時計 18世紀 ギロッシュエナメル ランデル&ブリッジ イギリス王室御用達 シャトレーン

懐中時計の歴史は古く、17世紀には既に使用されていた記録が残っています。当時は時計技師も少なく、ごく限られた王侯貴族だけが持つ超高級品でした。

左は以前販売した18世紀の懐中時計です。あのロシアの天才プロデューサー、カール・ファベルジェも新しいクリエーションのため、18世紀のギロッシュエナメルを熱心に勉強したと言われていますが、それも納得の色鮮やかさと深い透明感を両立する圧巻のギロッシュエナメルが施されたものです。

この時計を作った王室御用達RUNDELL&BRIDGE社は1843年頃に閉店し、ストックの大半はクリステイーズのオークションで売却されてしまいました。しかしながらラッキーなことに、この時計は子孫からデッドストック品の形で出てきました。使われることなく、現代まで適切な保守メンテナンスが施された状態で管理されていたため、当時のままのムーブメントでご紹介することができました。二度と出てくることはない逸品中の逸品です。

18世紀末の流行ファッションのフランス貴族たち『紳士と淑女』1778年

この時計が作られた18世紀は、時計1つで豪邸が一軒買えたと言われていたほど超高級品だった時代です。今の貨幣価値に換算すれば、3億円はくだらない価値があったということです。

時計はまさに富と権力の象徴でした。左はダブルウォッチ・スタイルにして、お金を持っていることをレディにアピールしてもてようとするジェントルマンです。レディの胸がなぜはだけているのかは不明です。互いに自信があるものをPRし合う、お互い様な男女という感じでしょうか(笑)

ちなみに懐中時計は英語でポケットウォッチと言います。時計そのものはポケットに収納します。連結させたフォブシールやウォッチキーなどを見せるコーディネートをすることで、時計を持てるほどのお金持ちであることをPRします。

 

懐中時計 19世紀 ギフランス スイス シャンルベエナメル 鍵巻き式クロワゾネエナメル懐中時計
エナメル:スイス又はフランス 1840年頃
ムーブメント:フランス 1840年頃
SOLD
懐中時計 19世紀 フランス スイス シャンルベエナメル
懐中時計 19世紀 フランス スイス シャンルベエナメル
懐中時計 19世紀 ウォッチキー

この美しいシャンルベエナメルの懐中時計が作られた、19世紀中期も懐中時計はまだまだ超が付く高級品でステータスの証でした。19世紀後期になると、やはり懐中時計も大衆化が進んで粗雑な物も出回り、そこそこの庶民でも相当頑張れば手に入るようにはなりました。いずれにせよ、どの階級の男性にとっても時計はかなりのお金を出して手に入れるものであり、それぞれのステータスの象徴でした。

高級品ながら、落とせば簡単に壊れてしまうのが懐中時計です。落としてしまわぬよう、便利でスタイリッシュな小物としてウォッチチェーンが使われるようになりました。

<ウォッチチェーンを使ったコーディネート>

ファッションリーダーのイギリス皇太子&国王 エドワード7世

エドワード7世 ダンディ イギリス国王 テディ バーティ メンズファッションの神

メンズファッションの神とも言われ、Mr.ダンディと言えばこの人、エドワード7世です。

女性の場合はエドワーディアンのイギリス国王、ヴィクトリア女王の息子くらいのイメージしかないかもしれませんが、本国イギリスや日本の団塊世代の男性ならファッションリーダーとして抜群の知名度があるのがこの人なのです!

ヴィクトリア女王からは王配アルバートを死に追いやった馬鹿息子扱いを受け、「遊び人」とも称されますが、生来の出自の良さもあり、めちゃくちゃ賢くセンスも良かった人物でした。

美人妻がいるにも関わらず愛人多数、宝石を買い漁って「宝石王子」と呼ばれたり、フランス物大好き、「世界で最もたくさんの洋服を所有する男」と称されたほどのオシャレさんでした。

左は絵葉書の写真ですが、ジャケットの第一ボタンにウォッチチェーンが見えますね。時計は胸ポケットに入れています。絵葉書になるほどのカッコ良さです!♪

イギリス国王、インド皇帝エドワード7世(1841-1910年)

ジャケットやコートのボタンだけでなく、ベストのボタンに取り付ける場合もあります。
第一ボタンに限らず、下から二つ目でも三つ目のボタンでも、要はバランス良くスタイリッシュにコーディネートできでばOKです。ちらりとセンス良くウォッチチェーンが見えるのがカッコ良いのです♪

それにしてもさすが宝石王子、クラバットピンやリングなど、ジュエリー使いのセンスが抜群です!

紳士のポートレート

これらの昔の時代のジェントルマンの写真でもウォッチチェーンを見ることができます。

この頃の写真撮影は、いくらでも撮り直しできて誰でもカメラを持っている現代とは全く意識が異なります。しっかりと着飾り、写真館で特別な記念写真をお金をかけて撮ってもらうのが当時の写真でした。

だからこそしっかりと身なりを整え、チェーンがしっかり見えるように撮影しているのです。左の紳士はフォブとチェーンが見えるようジャケットがきちんと開くポージングをしていますし、左上の紳士に至ってはもはやあからさまに懐中時計を手に持っていますね。いかに懐中時計がステータスをあらわし、ウォッチチェーンやフォブシールが超重要アイテムだったのかが分かります。

日本の最先端の紳士たち

-公家 岩倉具視-

岩倉使節団(1871年11月に横浜港を出港、1年10ヶ月に渡り欧米諸国を巡る)
左から木戸孝允、山口尚芳、岩倉具視、伊藤博文、大久保利通

この岩倉使節団の写真はあまりにも有名ですね。1853年、黒船来航後の日本の激動の時代を習わなかった人はいないでしょう。

幕末から明治にかけての蒼々たるメンバーの中心にいるのが、幕末貴族の出世頭と言われる岩倉具視です。岩倉自身、西洋の科学や文明は高く評価していたものの、文化面においては日本の伝統文化を重んじており、髷は日本人の魂であると考えていました。このため、1871(明治4)年8月に断髪令が出されていたものの落とすことを拒否し、11月に髷のまま横浜港を出港したのでした。このような理由から、当初遣欧使節団は岩倉具視だけがちょんまげで和装という出で立ちでした。

岩倉具視(1825-1883年)

そんな岩倉をアメリカ人は熱烈に歓迎してくれました。

当初、アメリカ人の歓迎ぶりを見て日本の使節団のトップに敬意を表していると思い喜んでいた岩倉でしたが、あまりにも来客が多いので不審に思い米国留学中だった息子の具定(ともさだ)に調べさせたところ、岩倉の格好が面白いから見に来たということが判りました。

和装の岩倉を見て日本文化を理解してくれたのではなく、むしろ物珍しさに見世物としてやって来た、一段下に見て笑い者にしていたというのが実際だったということなのでした。

それを知った岩倉は、日本の全権大使である自分がこのような侮辱を受けていたら日本自体が古い考え方に固執した文明遅れの国だと思われてしまうと考えてシカゴで断髪を決行し、洋装にしてアメリカの首脳と会談しました。

信念を持ち、守ることもとても大事なことです。対局を見極め、優先順位をつけて柔軟に対応する。鎖国していた日本を恐るべきスピードで先進国の仲間入りさせた日本のエリートの凄さがここにあります。
真にできる人物は、外見までもコントロールする必要性を熟知しているとうことです。数日前まで和服だったと思えないくらい、見事な着こなしです。公家、つまり日本の貴族階級出身とは言え、やはり内面から醸し出す知性あってのことでしょう。ウォッチチェーンも様になっています。

明治天皇明治天皇(1872年、20歳頃) 明治天皇明治天皇(1888年、36歳頃)エドアルド・キヨッソーネによるコンテ画を写真撮影したもの

激動の時代で歴史的有名人が盛りだくさんなので、岩倉具視のすごさをあまりご存じない方も多いかもしれません。髷を落とした岩倉らが帰国すると、明治天皇(1852-1912年)も岩倉に倣い髷を落としています。日本を代表して海外に行くほどの高官である岩倉と、日本人にとって神同然の存在である天皇が髷を落としたということで、それまで髷を落とすことを嫌がっていた保守派の人間も髷を落とすことにつながり、一般の人にも押し並べて普及することになりました。これにより新政府が目指した近代化がさらに進んだのです。

ちなみに明治天皇は1867年1月30日に先代の孝明天皇が崩御し、2月13日に14歳で即位しています。大政奉還が同年11月9日だったことを考えると、本当に激動の時代を生きていますね。当時の15歳は現代の15歳と違って立派で賢そうなイメージはあるものの、それでもその若さでいきなり混乱状態の一国のトップの座を譲られるなんて、想像するだけでかなり迷惑というか気の毒というか、大変そうな話です(笑)この時代の人たちは本当にすごい人ばかりです。

『天然真珠ネックレス』でも触れた通り、御木本幸吉が明治天皇に直接御前で養殖真珠の産業化実現を誓うことで後に引けなくしたくらい、明治天皇は日本人にとってすごい存在です。1883年の岩倉の死の間際、明治天皇は直々に見舞いに訪れています。いかに岩倉が当時の日本にとって大きな存在だったのか想像できますね。

-新撰組 副長 土方歳三-

土方歳三 ウォッチチェーン 新撰組副長 鬼の副長 箱館戦争 写真土方歳三(1835-1869年)、33歳頃

新撰組の鬼の副長、土方歳三のこの有名な写真も見たことがない方はいないでしょう。1868年の箱館戦争時のものです。

合理主義者で便利なものは便利と受け取る柔軟さも持っていたため、舶来の懐中時計なども持っていたそうです。ウォッチチェーンが見えますね。

開国間もない時代ですし、この頃はヨーロッパでも懐中時計は超高価な時代だったので、気づいた時は驚きました。

この頃、舶来品の時計は飛ぶように売れたそうです。新撰組ならパトロンもいたでしょうね。

土方も見事に洋装を着こなしており、現代の私から見てもカッコ良いです。当時もかなりもてたそうですが、女性から受け取った多数の恋文を木箱に入れて「つまらぬ物」と書き記して仲間に送って見せびらかし自慢していたそうです。もてたことがよほど嬉しかったのでしょうね。鬼の副長、顔良し長身スタイル良し、センス良しでさらにツンデレさんときたら、現代でも相当もてたに違いありません♪

-昭和天皇-

昭和天皇 ウォッチチェーン

これは時代が下って1924年、昭和天皇が23歳頃の写真です。
左手をポケットに入れて、ジャケットを少し開かせることでウォッチチェーンがはっきり見えるポージングになっています。

現代でこそ未婚女性なのにティアラをつけるなど、日本の皇室も大人の事情に翻弄されているのかなと混乱することもありますが、この当時は列強に馬鹿にされぬよう、ヨーロッパの並の貴族以上に勉強してマナーやプロトコルも身につけていたような時代です。

ウォッチチェーンはボタンにつけない着こなしですが、さすが様になっていますね。昭和天皇の国家のトップらしい威厳ある着こなし、岩倉具視の貴族らしい品格ある着こなし、土方歳三の新撰組副長らしい着こなし、それぞれに個性があって似合っています。慣例に倣い、無難に無個性な服装をしてしまう日本人男性が多い現代の感覚からは、こういう時代があったなんて想像もしませんでした。

本当はビジネスや政治の交渉事を含めて、対人関係を有利に進めるのに服装は超重要なんですけどね。そして昔の日本人は柔軟にそれができていたのです。

昭和天皇(1901-1989年)、23歳頃

ウォッチチェーンの現状

フレンチエレガンス ゴールドチェーン アンティークジュエリー フランス スーパーロング ネックレス『フレンチ・エレガンス』
ゴールド スーパー ロングチェーン
フランス 1890年頃
SOLD

左は以前ご紹介した、ゴールドの芸術作品と言って良い、実に美しい金細工のネックレスです。

1連から複数連のネックレスにもなり、グルグル巻きの豪華なブレスレットとしても使える応用範囲の広いアイテムなので、いつもとても人気があります。

こういう使いやすくて女性に人気のアイテムですら、金価格の高騰に伴い、潰されて数が少なくなっている状況です。

懐中時計は世界大戦を期に実用品としての座を腕時計に取って代われている上に、男性アイテムです。いわんやゴールドのウォッチチェーンをやなのです。

アンティーク&ヴィンテージのウォッチマニアは昔から結構存在します。大半は男性なので、いくらでもお金をかけられる人も多いです。そういう人がウォッチチェーンもたくさん集めて持っているのではと言われそうですが、実はそうではありません。

彼らの興味ある重要ポイントは、基本的にメカニックの部分だけです。時計の芸術性や外見の細工の良さなんて興味ありませんし、付けてコーディネートを楽しむなんて興味の範囲外です。興味の範囲外ですから、そんな物にお金をかけるなんて意味不明なことです。

車好きと言っても色々ジャンルがあるように、時計マニアと言っても色々ジャンルがあるのです。一緒くたにしては真実を見誤ります。

現代のウォッチチェーンは、金色のただのメタル素材でできていることが殆どですし、デザインも当然ながら簡素で味気ないものです。

しかしながらアンティークの時代でも高級品は数が少なく、市場に存在する大半はシルバーかメタル素材でできた、簡素なデザインと作りの庶民用の安物です。しかも素材がゴールドでできた、シルバーよりは格上のウォッチチェーンであっても、デザインと作りはピンからキリまで開きがあります。

度重なる金価格の高騰によって、ただでさえ生産数が少なかったゴールドのウォッチチェーンは潰されて益々市場から姿を消しています。

ゴールドのウォッチチェーンというだけで稀少価値が上がり、高値で売買されている昨今ですが、アンティークらしい仕事が感じられないつまらぬ物はHERITAGEでは扱う意味がありません。

HERITAGEのお客様の繊細で美しいお腕に、こんなゴツいチェーンをブレスレットとしてつけてもらう訳にはいきませんから(笑)

【参考】アンティークの安物の9ctゴールド・ウォッチチェーン

 

ウォッチチェーン アンティーク
ウォッチチェーン アンティーク
←↑実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小比が分かります

もともとはウォッチチェーンですが、ご覧の通り、輪にすると女性用のブレスレットとして最適サイズなのがとても面白いです。でも、もともとは男性のステータスを表す一番重要なアイテムとして作られた物だからこその抜群の作りの良さを備えていることが非常に魅力です。

驚くほどの細部までの凝った作りこそ、男物の魅力です♪

驚異のチェーンワーク

ウォッチチェーン アンティーク

このウォッチチェーンには無数のチェーンが使用されていますが、もちろんこれも全て1つ1つ手作りです。

ウォッチチェーン アンティーク

拡大すると、金の板を鎚で叩いて作った輪の1つ1つに鎚目が見られます。こういう、職人仕事の証がはっきり分かるチェーンは何とも魅力を感じますね。それぞれの金のパーツを叩いて作るため、鍛えられて丈夫になっていますし、必然的に出来た槌目が美しいつや消しのような効果にもなっています。これが単調でピカピカした表面だと、全く印象が異なっていたでしょう。

それぞれのパーツが平面な板をそのまま蝋付けしてあるのではなく、少し内側に丸みを持たせてから蝋付けしてあるのも分かりますでしょうか。角を無くす上質な仕上げは、見た目の美しさだけでなく、シャラシャラとした心地よいチェーンの動きにも効いています。

現代のチェーンは99,9%はオールマシンメイドですが、こういう圧倒的な手間をかけた細工は、コストを考えたら現代では到底作ることは不可能です。マシンメイドでも丈夫で美しいならば科学の勝利と判断しますが、残念ながら特に女性用の細いチェーンは弱くてすぐに切れてしまいます。

エレガントなゴールドの造形と彫金

ウォッチチェーン アンティーク

知恵の輪のような不思議な連結のさせ方をした輪のデザインも美しくて見ていて飽きません。シンプルながらもシャープでキリッとした印象の作りも、完成度の高さを感じます。

ウォッチチェーン アンティーク

タッセルも、金線を縒って作った完璧な作りです。金属を編んだ物とは思えないくらいしなやかに動きます。もちろんタッセル上部にはエレガントな彫金が施されています。

ウォッチチェーン アンティーク

これはタッセルのチェーンです。付属のチェーンも含めて、全て槌目が見えるオールハンドメイドの作りです。ゴールドで作ったものであっても、大半は上でご紹介したような簡素な作り物が大半です。ここまで細部にまで拘ってお金をかけて作られたウォッチチェーンは作られた数自体相当少なく、例外中の例外的な存在です。

ウォッチチェーン アンティーク

この大小の引き輪ももちろんハンドメイドです。

懐中時計やフォブシール、上等なウィッチキーをぶら下げるために作られただけあって、百数十年の使用に耐えてびくともしません。


ウォッチチェーン アンティーク タッセル ゴールド

ブレスレットとして使う場合、このしなやかに揺れるタッセルがポイントとなるのでとても良いのです。ブレスレットとして単品で使っても様になりますし、元々フォブシールを下げるためだった引輪にお手持ちのフォブシールやペンダント、チャームをつけてコーディネートすることも可能です♪

 

ウォッチチェーン アンティーク
ウォッチチェーン アンティーク

当然ながら表裏同じ作りです。全面に細工が施されていない現代ジュエリーや低品質なアンティークジュエリーは、裏返ったり位置がずれることで不細工な面が見えたりするのが私は嫌なのですが、これならば360度隙がありません。どこから見ても完璧です!♪

発想自由♪楽しいコーディネート

ウォッチチェーン アンティーク 写真が4枚も入るロケット・ペンダント

裏側に細工がない物は美意識の観点からあまり下げたくありませんが、ヘリテイジのラインナップには360度細工が施された、チャームとしても最適なアイテムがたくさんあります。もちろんお手持ちの物ともコーディネートしていただけます。想像の助けとなるよう、いくつかコーディネートしてみました♪

※チャームの画像部分をクリックすると、カタログページに移動することができます

 

アンティークジュエリー コーディネート チャーム 籠の小鳥プティ・バッグ 黄金の羅針盤 アンティークジュエリー コーディネート チャーム 籠の小鳥籠の小鳥籠の小鳥籠の小鳥籠の小鳥プティ・バッグ 黄金の羅針盤

旅に出たくなるセットです(笑)
両面別の色のエナメルが施された『プティ・バッグ』はもちろん、スケルトンの『黄金の羅針盤』や完全に立体的に作られた『籠の小鳥』もこうすると余計に魅力が活きますね♪

※チャームの画像部分をクリックすると、カタログページに移動することができます


アンティークジュエリー ブレスレット ウォッチチェーン ゴールド

ウォッチチェーンとして本来の使い方をしても、ブレスレットとしてお使いになっても楽しいと思います。

この素晴らしい芸術作品と言えるウォッチチェーンも、理解できない人の元に渡ればそのうち潰されて失われてしまうのは目に見えています。だからこそ、そうならないためにもイギリスから持って帰って来ました!!

もう新しく作り出すことができない、昔の素晴らしい文化や芸術作品を守ることも私の使命です。

360度細工をするブレスレットは通常どうしても高くなるのですが、このブレスレットは元々ウォッチチェーンとしての販売だったので割安感があります。実際にブレスレットとしても素敵だと感じます。センスを存分に発揮できるアイテムとして、おしゃれが大好きな方にお勧めです♪